身延山11世 行学院日朝上人の曼荼羅御本尊です。印刷ではなく手で紙に書かれたものです。大阿闍梨 日朝上人は12世日意上人と13世日伝上人と共に『身延山中興の三師』と云われ、その重き責にあること実に40年の長きに渡りました。正に今日の日蓮宗と身延山の礎を築いた上人です。日朝上人は幼少期より神童といわれ頭脳明晰にして行動の人であり、その立派な風貌から祖師日蓮の生まれ変わりと云われたそうです。しかし晩年は長年患っていた眼病が悪化し視力は殆ど見えなかったと伝えられています。身延守灯を辞したのち隠棲した東谷にある覚林坊では今でも日朝水と呼ばれる目薬が売られています。掛軸の総丈は47㎝です。軸幅は20㎝となります。
表装本紙ともかなりの痛みはありますが文明二年庚寅(1470)五月三日授与の曼荼羅御本尊ですから、今から約555年前となります。
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